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New Sky 10月号 TPR(Total Physical Response)
2019年度に廃止されるセンター試験に代わり、2020年度からスタートする「大学入学共通テスト」。英語は、今までの一発判定テストとは違い、4月から12月の間に最大2回まで民間の英語試験を受験。その結果が入試の成績として扱われる方針、とされています。ただ、その「民間の英語試験」というのも、TEAP, TOEFL, TOEIC, 英検、GTECなど様々な名前が飛び交っていますよね。どの試験が採用されるにしても、アンイングリッシュクラブが当初からメソッドの基盤としています「4技能」が必須であることは絶対です。最終的に議論できる段階まで持っていく「話す」。それをどのように効率的に習得していくか。前回、改めて、アンイングリッシュクラブ 第二段階の核となる「substitution(言い換え練習)」のお話をさせて頂きました。
今回は、再度「TPR(=Total Physical Response) 」とは?をお伝えしたいと思います。
アンイングリッシュクラブの屋台骨の一つ、TPR(=Total Physical Response)。英語で言われたコマンド通り体を動かすことによって英語の語順を理解する語学習得法です。絶対に日本語に訳しません。最近色々な英語教室やテレビなどの媒体でもこのTPRをよく見かけます。ご覧になって、あれ?アンイングリッシュクラブと違う!?と思われた保護者さま!大正解です♪
私たちアンイングリッシュクラブのやり方が特異だと思うのですが、とても有効な学習方法なので、これを書いてしまうと他の教室にマネされてしまうかもしれませんが…
キーワードは、外国人講師や日本人講師の毎月のトレーニングで口酸っぱく言っていること、「Don’t move(動かないで)!!」
講師が英語のコマンドを言うとき、一緒に動作しない、してはいけないということです。“Touch your head!”と言いながら、頭をタッチしてはだめ!タッチしてしまうと、子どもたちは英語を聞かず、ただ講師の動きのマネをするだけです。それでは、英語が聞けているとは言えません。
ただ、これは実際にやってみるとなかなか難しいんです。ついつい言いながらタッチしてしまいます…。今年の学習発表会で、講師たちの動きも是非チェックしてみてくださいね♪
もちろん、一度で理解できません。何度も何度も、様々な英文を繰り返し聞く、そして動作することで、どこを重点的に聞けば正しく動くことが出来るのかが分かってきます。それが繰り返しお伝えしている「動詞の位置を理解する!」方法なのです。英文をたくさん聞けば聞くほど効果があるのです!
保護者のみなさん、TPRがお子さんが英語を話せるようになる為のメソッドのひとつであることは言うまでもありません。更に2020年の大学入学共通テスト、それに向けての高大接続による高校、中学校、小学校での学習指導対策のためにもご家庭でのCD学習を引き続きよろしくお願い致します。